加速度センサー | PZT(アクチュエーター用途)

加速度センサーは、文字通り加速度(単位時間当たりの速度変化)を検出するセンサーです。近年MEMS技術を応用することにより、小型化が進みました。例えば、自動車やゲーム機、スマートフォンなど様々な製品に搭載されています。加速度センサーにはいくつかの方式がありますが、当社PZTを圧電方式で利用することにより、更なる性能向上が期待できます。
製品用途
自動運転、エアバックなど
加速度センサーは、文字通り加速度(単位時間当たりの速度変化)を検出するセンサーです。近年MEMS技術を応用することにより、小型化が進みました。例えば、自動車やゲーム機、スマートフォンなど様々な製品に搭載されています。加速度センサーにはいくつかの方式がありますが、当社PZTを圧電方式で利用することにより、更なる性能向上が期待できます。
自動運転、エアバックなど
ジャイロセンサーは角速度を検知し、信号へ変換。その信号を利用して、カーナビの走行軌跡を検出したり、カメラの手振れ補正を行います。MEMSジャイロでは、微小な力の検出において優れた性能を発揮します。高い出力電荷をもった材料を使うことにより、より大きな信号を得ることができます。これにより高精度化が可能となり、更にはより正確な動きのトレースが可能になります。
カーナビ、カメラ手振れ補正、ドローン、高度運転支援システム、ゲーム機、エアバック
LiDARとは、Light Detection and Rangingの略であり、レーザー光を用いて検知と距離の測定を行う技術です。自動運転においては特に重要とされる技術ですが、最近は携帯端末にも搭載されるようになり、より幅広く利用されるようになってきました。
自動車の自動運転、高度運転支援システムなど
圧力センサーは圧力を検知し、電気信号へと変換する機能をもったセンサーです。いくつかの方式がありますが、ピエゾ抵抗(拡散)方式などにPZT膜が使用されています。
燃料圧センサー、気圧計など
焦電型赤外線センサーにおいては、焦電セラミクスの焦電効果を利用して、赤外線の検出を可能にします。圧電体の自発分極を利用しており、赤外線が入射することによって温度変化が生じると、焦電係数に比例した電荷が受光部分に発生します。この電荷は直ぐに中和されますが、この時瞬間的に発生する電圧を検出します。
人感センサー、エアコンなど
エナジーハーベスト技術と呼ばれるものの一種で、圧電素子を使って振動エネルギーで発電するユニットです。センサー素子の動力源としての利用法もあります。
バッテリーフリーセンサー
弊社PZT膜を使って実現可能な近未来技術として、「局所真空」と呼ばれる技術が期待されています。例えばロボットアームの先端に低真空を作り出すマイクロポンプを装着することによって、物体を把持できますが、このマイクロポンプの駆動にPZT膜の圧電性が活躍します。PZT膜を使用することにより、駆動に必要な配線が電源ケーブルのみになり、非常にシンプルなデザインが可能となります。
産業用ロボットアーム
アドバンストマテリアルテクノロジーズ株式会社