匂いセンサー | PZT(アクチュエーター用途)

圧電膜に匂い分子が付着する感応膜を塗布することにより、感応膜に匂い分子が付着した際に生じる、圧電膜の共振周波数の僅かな変化を検出します。
KRYSTALの圧電膜の低損失、高変位量といった特性により、共振周波数のピークをより明確化することができるため、周波数変化の分解能向上につながり、検出感度の高性能化に貢献します。
製品用途
医療用呼気分析器、多機能環境測定器
圧電膜に匂い分子が付着する感応膜を塗布することにより、感応膜に匂い分子が付着した際に生じる、圧電膜の共振周波数の僅かな変化を検出します。
KRYSTALの圧電膜の低損失、高変位量といった特性により、共振周波数のピークをより明確化することができるため、周波数変化の分解能向上につながり、検出感度の高性能化に貢献します。
医療用呼気分析器、多機能環境測定器
圧電素子を使ったスピーカーは圧電スピーカーと呼ばれ、振動板部に圧電膜が使用されています。振動板(圧電膜)では電気信号が機械的な振動へと変換され、膜が振動することにより、音が発生します。KRYSTALの単結晶PZT膜は耐電圧性が高く、変位量も大きいため、従来にはない強い音圧を実現できます。さらに誘電率が低いために消費電力の低減にも寄与します。
小型スピーカー、高性能ヘッドフォン
エナジーハーベスト技術と呼ばれるものの一種で、圧電素子を使って振動エネルギーで発電するユニットです。センサー素子の動力源としての利用法もあります。
バッテリーフリーセンサー
弊社PZT膜を使って実現可能な近未来技術として、「局所真空」と呼ばれる技術が期待されています。例えばロボットアームの先端に低真空を作り出すマイクロポンプを装着することによって、物体を把持できますが、このマイクロポンプの駆動にPZT膜の圧電性が活躍します。PZT膜を使用することにより、駆動に必要な配線が電源ケーブルのみになり、非常にシンプルなデザインが可能となります。
産業用ロボットアーム
アドバンストマテリアルテクノロジーズ株式会社